高齢の親が一人で外出すると、「予定どおり病院へ着いたか」「散歩から帰っているか」「道に迷っていないか」が心配になることがあります。特に、物忘れや認知機能の低下が見られる場合は、外出先で居場所を確認できる仕組みを早めに考えておくことが大切です。
GPS見守りサービスを利用すると、親が持つ小型端末の位置情報を、家族のスマートフォンから確認できます。自宅や病院などの登録地点へ着いたときに通知する機能、移動履歴、家族へのお知らせボタン、音声メッセージなどに対応する製品もあります。
ただし、GPSは位置を完全にリアルタイムで追跡するものではありません。建物内、地下、山間部、通信圏外などでは位置がずれたり、更新が遅れたりすることがあります。また、端末を本人が持ち歩かなければ見守れません。
本記事では、2026年7月時点で確認できた公式情報をもとに、高齢者の外出時の見守りに活用しやすいGPS端末・サービス10種類を比較します。料金、通知、家族共有、通話機能、駆け付け対応などの違いと、選び方を分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- 高齢者向けGPS見守りサービスでできること
- GPS端末・サービス10種類の特徴と料金
- 認知症や徘徊対策で重視したい機能
- 本人が持ち歩きやすい端末の選び方
- GPSを利用するときの注意点と家族の対応
- 高齢者向けGPS見守りサービスとは
- GPS見守りサービスのメリット
- GPS見守りサービスのデメリットと注意点
- 高齢者向けGPS見守りサービスおすすめ10選比較
- 1.あんしんウォッチャー LE
- 2.みまもりGPS
- 3.みてねみまもりGPS MG05
- 4.みてねみまもりGPSトーク MT05
- 5.みてねみまもりGPSトークPlus MB06
- 6.まもサーチ3
- 7.GPS BoT
- 8.BoTトーク
- 9.amue link
- 10.ココセコム
- 高齢者向けGPS見守りサービスの選び方
- 利用目的別のおすすめタイプ
- 自治体のGPS貸与・補助制度も確認しよう
- GPS端末を持ってもらうための伝え方
- GPS見守りサービス導入前のチェックリスト
- よくある質問
- まとめ|位置確認後の対応まで決めておこう
- 参考情報
高齢者向けGPS見守りサービスとは
高齢者向けGPS見守りサービスとは、小型のGPS端末を親が持ち歩き、家族がスマートフォンやパソコンから現在地や移動履歴を確認するサービスです。
高齢者専用として提供されているサービスのほか、子ども向けGPSを高齢者の見守りへ活用する方法もあります。ただし、子ども向け製品は医療機器や介護サービスではなく、認知症の症状や緊急事態を自動判断するものではありません。
主な機能は次のとおりです。
- スマートフォンから現在地を確認
- 過去の移動履歴を表示
- 登録地点への到着・出発通知
- 設定した範囲から出たときの通知
- 端末のボタンから家族へお知らせ
- 家族間での位置情報共有
- 音声メッセージの送受信
- バッテリー残量の通知
- サービスによっては警備員の駆け付け
自宅内の生活状況を把握したい場合は、GPSよりも見守りセンサーや見守りカメラが向いています。
GPS見守りサービスのメリット
外出先の居場所を家族が確認できる
親が予定時刻を過ぎても帰宅しない場合に、家族が位置情報を確認できます。電話に出られないときや、本人が現在地を説明できないときにも役立ちます。
日常の外出状況を把握しやすい
自宅、病院、デイサービス、買い物先などを登録しておくと、到着や出発を通知できる製品があります。「いつもの散歩へ出た」「病院へ到着した」といった日常の変化を把握しやすくなります。
スマートフォンより持たせやすい
GPS端末は小型で操作が少ないため、スマートフォンの操作が苦手な親にも持ってもらいやすいことがあります。バッグ、財布、鍵、衣服、専用ケースなどへ取り付けられます。
家族が複数人で見守れる
多くのサービスは、兄弟姉妹など複数の家族で位置情報を共有できます。見守りを一人へ集中させず、家族で役割分担しやすくなります。
GPS見守りサービスのデメリットと注意点
位置情報には誤差がある
GPS、Wi-Fi、携帯基地局などを組み合わせて測位しますが、建物の中、地下、ビル街、山間部などでは誤差が大きくなることがあります。地図上の一点だけを見て、本人の正確な居場所を断定しないことが大切です。
完全なリアルタイム追跡ではない
多くのGPS端末は、一定の間隔で位置情報を更新します。更新間隔が短いほど現在地を追いやすくなりますが、バッテリーの消費も増えやすくなります。
本人が持たなければ見守れない
端末を自宅へ置いたまま外出した場合や、途中でバッグから落とした場合は、本人ではなく端末の位置が表示されます。毎日持ち歩ける方法を家族で考える必要があります。
充電切れや通信圏外では使えない
端末のバッテリーが切れたり、通信エリア外に入ったりすると位置情報を更新できません。充電する曜日を決める、残量通知を家族が確認するなどの運用が必要です。
本人が監視されていると感じることがある
GPSを無断で持たせると、親子関係を損なう可能性があります。「行動を監視するため」ではなく、「道に迷ったときに迎えに行けるようにするため」など、本人にとっての利点を説明しましょう。
高齢者向けGPS見守りサービスおすすめ10選比較
| サービス・製品 | 本体価格の目安 | 月額料金の目安 | 通知・連絡 | 家族共有 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| あんしんウォッチャー LE | 5,680円 | 539円 | 到着・出発、行動範囲、端末ボタン | 対応 | 高齢者向け公式ページ、セコム駆け付けを都度依頼可能 |
| みまもりGPS | 5,184円前後 | 528円 | 到着・出発、端末ボタン | 最大11台のスマホ | 旧どこかなGPS2、高齢者向け案内あり |
| みてねみまもりGPS MG05 | 5,280円 | 528円 | 到着・出発、お知らせボタン | 対応 | 位置確認を中心としたシンプルモデル |
| みてねみまもりGPSトーク MT05 | 5,680円 | 748円 | ボイスメッセージ | 対応 | 親子間で音声を送り合える |
| みてねみまもりGPSトークPlus MB06 | 7,480円 | 748円 | 防犯ブザー、ボイスメッセージ | 対応 | ブザー操作を家族へ通知 |
| まもサーチ3 | 5,280円 | 528円または年額5,500円 | 到着・出発、端末ボタン | 最大5人 | 月額・年額から選択可能 |
| GPS BoT | 公式サイトで確認 | 公式サイトで確認 | 現在地、移動履歴、通知 | 対応 | 最短約1.5分間隔の位置更新 |
| BoTトーク | 5,280円 | 528円または748円 | ボイスメッセージ | 追加料金なし | 位置確認と音声連絡を一台で利用 |
| amue link | 5,980円 | 748円 | 音声メッセージ、行動履歴 | 追加料金なし | 約23.7gの軽量端末、周辺温度も確認 |
| ココセコム | 契約内容による | 1,320円から | 位置確認、現場急行 | 契約内容による | 家族の要請でセコムが現場へ急行 |
料金、キャンペーン、販売状況、対応機能は変更される場合があります。購入や契約の前に、必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
1.あんしんウォッチャー LE
あんしんウォッチャー LEは、KDDIが提供する小型GPS端末です。高齢者向けの公式案内があり、日常の外出確認から認知症による行方不明対策まで利用方法が紹介されています。
- GPS、携帯基地局、街中の無線LANによる測位
- 登録地点への到着・出発通知
- 設定した行動範囲を出たときの通知
- 端末のボタンから家族へ通知
- 乗り物での移動を検知して通知
- 歩数をアプリで確認
- au HOME利用者はセコム駆け付けサービスを都度依頼可能
セコムの駆け付けは月額料金に含まれず、利用した際に別料金がかかります。登録住所の確認や帰宅同行など、家族だけでは現地対応が難しい場合の選択肢になります。
向いている人:日常の位置確認に加え、必要時の駆け付け手段も用意したい家庭
2.みまもりGPS
みまもりGPSは、ソフトバンクが提供するGPS端末です。以前の「どこかなGPS2」から名称が変更され、高齢者・認知症の見守り向け公式ページも用意されています。
- 位置情報と移動履歴の確認
- 登録地点への到着・出発通知
- 端末ボタンによる通知
- 一台を最大11台のスマートフォンで見守り
- スマートフォンの通信会社を問わず利用可能
- 契約期間の縛りや解約手数料なし
家族共有人数が多いため、兄弟姉妹や親族で見守りを分担したい家庭に向いています。
向いている人:複数の家族で位置情報を共有したい家庭
3.みてねみまもりGPS MG05
みてねみまもりGPS MG05は、位置情報の確認とお知らせボタンを備えたシンプルなモデルです。
- 現在地と移動履歴の確認
- 登録地点への到着・出発通知
- 端末のお知らせボタン
- 家族による見守り共有
- 月額通信費528円
本人から家族へ短い合図を送れればよく、音声メッセージまでは必要ない場合に適しています。
向いている人:操作を簡単にし、位置確認とお知らせボタンを中心に使いたい家庭
4.みてねみまもりGPSトーク MT05
MT05は、現在地の確認に加え、ボイスメッセージを送り合えるモデルです。電話のようにリアルタイムで会話する機能ではありませんが、家族から「そこで待っていてね」、本人から「迎えに来て」といった音声を送る使い方ができます。
- 位置情報と移動履歴
- ボイスメッセージの送受信
- 到着・出発通知
- 家族共有
- 月額通信費748円
向いている人:文字入力やスマートフォン操作が難しく、声で簡単に連絡したい家庭
5.みてねみまもりGPSトークPlus MB06
トークPlus MB06は、位置確認とボイスメッセージに加え、防犯ブザー機能を備えたモデルです。
- GNSSのL1・L5デュアルバンド測位
- ボイスメッセージ
- 防犯ブザー
- ブザー操作を家族へ通知
- 生活防水・防塵
- 複数の携帯通信網へ対応
本人が異変を感じたときに、ストラップを引く操作で周囲へ知らせ、家族へ通知できる点が特徴です。ただし、警備員や救急車が自動で出動するサービスではありません。
向いている人:位置確認、音声連絡、防犯ブザーを一台にまとめたい家庭
6.まもサーチ3
まもサーチ3は、本体価格5,280円、通信料は月額528円または年額5,500円から選べるGPS端末です。
- 位置情報と移動履歴
- 登録エリアへの到着・出発通知
- 端末ボタンから家族へ通知
- 最大5人の家族で共有
- IP65相当の防水・防塵
- 月額払いと年額払いを選択可能
一年以上継続する予定がある場合は、年額プランによって費用を抑えられます。
向いている人:月額料金を抑え、年額払いも選びたい家庭
7.GPS BoT
GPS BoTは、位置情報の確認を中心としたシンプルな見守りGPSです。公式サイトでは最短約1.5分間隔で位置を更新すると案内されています。
- 現在地と一日の移動履歴
- 最短約1.5分間隔の位置更新
- AIが移動状況を学習
- よく行く場所への到着・出発通知
- 家族共有
位置情報の更新は一定間隔で行われるため、レーダーのように完全なリアルタイム追跡ではありません。
向いている人:音声機能を必要とせず、位置確認を中心に利用したい家庭
8.BoTトーク
BoTトークは、GPSによる位置確認とボイスメッセージを組み合わせた端末です。
- 現在地と移動履歴
- 家族と本人のボイスメッセージ
- 位置確認中心のプランとトーク対応プラン
- 複数の家族で見守っても追加料金なし
- 通信会社を問わず家族のスマートフォンで利用可能
家族が送った音声を本人が端末で再生できるため、電話へ出る操作が難しい親への声掛けにも使えます。
向いている人:位置確認だけでなく、簡単な音声連絡も必要な家庭
9.amue link
amue linkは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する、位置情報と音声メッセージに対応した小型端末です。
- 端末重量約23.7g
- 位置情報と行動履歴
- 音声メッセージ
- 歩く、止まる、乗り物などの行動をAIで表示
- 周辺温度を確認
- 複数家族での見守りに追加料金なし
- 防水・防塵
軽さを重視し、首掛けやバッグへの取り付けによる負担を小さくしたい場合に候補になります。
向いている人:軽量端末と音声メッセージ、行動履歴を重視する家庭
10.ココセコム
ココセコムは、セコムが提供する位置情報・現場急行サービスです。一般的な見守りGPSとの大きな違いは、家族から要請を受けたセコムの緊急対処員が現場へ向かえることです。
- GPS端末の位置情報確認
- スマートフォンやパソコンから検索
- 電話による位置情報の問い合わせ
- セコムの現場急行を依頼可能
- 高齢者、子ども、車や荷物などに対応
現場急行や電話による位置情報提供には別途料金がかかります。対象者の発見を保証するものではなく、移動や測位誤差によって見つからない場合でも急行料金が発生します。
向いている人:家族が遠方に住んでおり、いざというときの現地対応を重視する家庭
高齢者向けGPS見守りサービスの選び方
1.本人が毎日持ち歩ける形を選ぶ
GPSは端末と本人が一緒に行動して初めて役立ちます。性能よりも、本人が自然に持ち歩けることを優先しましょう。
- 普段使うバッグの内ポケットへ固定する
- 鍵や財布へ取り付ける
- 首から下げられる専用ケースを利用する
- 衣服や靴へ収納できる方法を検討する
- 充電時以外は置き場所を変えない
認知症が進み、端末を外してしまう場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーへ相談し、持たせ方を検討しましょう。
2.位置情報の更新間隔を確認する
更新間隔が短い製品は移動を追いやすい一方、電池の消費が早くなる傾向があります。日常の到着確認が目的なら長めの間隔でも対応できますが、道迷いや行方不明への備えを重視する場合は、短い更新間隔へ変更できる製品が適しています。
3.到着・出発通知を確認する
家族がアプリを何度も開かなくても、自宅、病院、デイサービスなどへの到着・出発が通知されると日常の見守り負担を減らせます。通知エリアを細かく設定しすぎると誤通知が増えることがあるため、実際の測位誤差を見ながら範囲を調整しましょう。
4.本人から連絡できる機能を選ぶ
端末ボタンには、主に「家族への通知」「音声メッセージ」「防犯ブザーと家族通知」の3タイプがあります。親が複雑な操作を覚えるのが難しい場合は、ボタン一つで通知できる製品が使いやすいでしょう。
5.バッテリー持続時間と充電方法を確認する
長期間使える製品でも、位置情報の更新頻度、電波状況、移動時間などで実際の持続期間は変わります。充電を忘れやすい場合は、バッテリー残量通知、置くだけ充電、専用充電台などの有無を確認します。
6.防水・防塵性能を確認する
雨の日の外出や、バッグ内で飲み物がこぼれる可能性を考えると、生活防水以上の製品が安心です。ただし、防水製品でも入浴や水没に対応するとは限りません。
7.家族共有の人数と権限を確認する
複数の家族で見守る場合は、共有可能人数、招待方法、同時閲覧、管理者権限を確認しましょう。一つのアカウントを家族全員で使い回すより、個別アカウントを招待できる方が安全です。
8.駆け付けが必要かを考える
GPSで居場所が分かっても、家族がすぐに迎えに行けなければ対応できないことがあります。家族が遠方に住む場合や、夜間の現地対応が難しい場合は、警備会社の駆け付けを依頼できるサービスも候補です。利用条件、対応地域、料金、サービス時間を必ず確認してください。
利用目的別のおすすめタイプ
散歩や通院の到着を確認したい
到着・出発通知があり、月額料金を抑えやすいシンプルなGPS端末が向いています。
外出先で家族へ合図してほしい
お知らせボタン付きの製品を選びましょう。ボタンの大きさや押しやすさ、誤操作の起こりにくさも確認します。
声でやり取りしたい
BoTトーク、amue link、みてねみまもりGPSトークなど、音声メッセージに対応する製品が候補です。電話ではなく録音した音声を送り合う方式が中心です。
認知症による行方不明へ備えたい
更新間隔、バッテリー、行動範囲通知、持たせやすさを重視します。家族が現地へ向かえない場合は、駆け付けサービスも検討してください。
GPSだけで徘徊や事故を防げるわけではありません
GPSは居場所を探す助けにはなりますが、外出自体を止めたり、転倒や事故を自動的に防いだりするものではありません。認知機能の低下や道迷いが見られる場合は、地域包括支援センター、医療機関、ケアマネジャー、自治体の高齢者見守り制度にも相談しましょう。
自治体のGPS貸与・補助制度も確認しよう
自治体によっては、認知症のある高齢者や行方不明の恐れがある人を対象に、GPS端末の貸与、初期費用の補助、月額料金の助成などを行っています。
市区町村の公式サイトで「自治体名+認知症 GPS」「自治体名+徘徊 高齢者 支援」「自治体名+見守りGPS 貸与」などと検索するか、地域包括支援センターへ問い合わせてください。
GPS端末を持ってもらうための伝え方
「徘徊するかもしれないから」「認知症だから」という言い方は、親の自尊心を傷つける可能性があります。
- 「道に迷ったときに、すぐ迎えに行けるようにしたい」
- 「電話がつながらないときも、居場所が分かれば安心できる」
- 「一人で外出を続けてもらうためのお守りとして持ってほしい」
- 「家族みんなで使い方を試してみよう」
最初から常時利用を強制せず、散歩や通院のときだけ試す方法もあります。
GPS見守りサービス導入前のチェックリスト

GPS見守りサービスを導入する前に確認したい8つのポイントをまとめたチェックリストです。バッテリーや位置情報の精度、通知機能、料金、本人の使いやすさなどを事前に確認し、安心して利用できるサービスを選びましょう。
- 本人が利用目的に納得している
- 毎日持ち歩ける端末・ケースを選んでいる
- 自宅周辺で位置情報を正しく取得できる
- 自宅、病院、デイサービスなどを登録している
- 通知範囲と通知頻度を調整している
- 家族の共有設定が完了している
- 充電する曜日と担当者を決めている
- バッテリー残量通知を設定している
- 位置が分かった後に誰が迎えに行くか決めている
- 警察・自治体・介護関係者へ相談する基準を決めている
よくある質問
GPSは高齢者に無断で持たせてもよいですか?
できる限り本人の同意を得てください。行動履歴や位置情報はプライバシーに関わります。本人の判断能力が低下している場合も、家族だけで判断せず、ケアマネジャーや地域包括支援センターなどへ相談しましょう。
GPSは建物の中でも正確に分かりますか?
屋外より誤差が大きくなることがあります。GPSの電波が届きにくい場所では、Wi-Fiや携帯基地局の情報を利用する製品もありますが、階数や部屋まで正確に特定できるとは限りません。
リアルタイムで追跡できますか?
多くの製品は一定間隔で位置情報を更新するため、完全なリアルタイムではありません。緊急時は更新間隔を短くできる製品もありますが、バッテリー消費が増える場合があります。
スマートタグで代用できますか?
AirTagなどのスマートタグは、周囲の対応端末を利用して位置を更新する仕組みで、GPS通信端末とは異なります。利用場所や周囲の端末状況によって更新頻度が変わるため、高齢者の継続的な見守りではGPS端末の方が適する場合があります。
GPSを靴へ入れてもよいですか?
本人が必ず同じ靴を履く場合は選択肢になりますが、端末の大きさ、圧迫感、防水性、充電のしやすさを確認してください。端末を隠すことが本人の意思に反しないよう配慮も必要です。
行方不明になった場合はどうすればよいですか?
GPSの位置を確認しながら家族だけで長時間探し続けず、危険が考えられる場合は早めに警察へ相談してください。本人の写真、服装、持ち物、連絡先、よく行く場所を日頃から整理しておくと役立ちます。
GPS端末から救急車を呼べますか?
多くのGPS端末には119番への通話機能はありません。お知らせボタンや音声メッセージは、家族へ通知するための機能です。緊急通報を重視する場合は、緊急通報サービスを検討してください。
まとめ|位置確認後の対応まで決めておこう
高齢者向けGPS見守りサービスは、親が外出したときの現在地、移動履歴、到着や出発を家族が確認するために役立ちます。
選ぶときは、料金だけでなく、本人が毎日持ち歩けるか、位置情報の更新間隔、通知、バッテリー、防水性、家族共有、音声連絡の有無を確認しましょう。
認知症や道迷いへの備えでは、GPSの位置を確認した後に、誰が迎えに行くのかまで決めておくことが重要です。家族が遠方に住む場合は、警備会社の駆け付けや自治体の支援制度も候補になります。
GPSは親の行動を制限するための道具ではありません。本人が一人で外出する生活をできるだけ長く続けるための「お守り」として、納得できる使い方を家族で話し合いましょう。
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参考情報
- KDDI|あんしんウォッチャー 高齢者向け見守りGPS
- ソフトバンク|みまもりGPS 高齢者・認知症見守り
- みてねみまもりGPS|高齢者向けサービス
- まもサーチ3公式サイト
- GPS BoT公式サイト
- BoTトーク公式サイト
- ソニー|amue link
- セコム|ココセコム
- 厚生労働省|認知症施策
ご利用にあたって
本記事は2026年7月時点で確認できた公式情報をもとに作成しています。料金、端末価格、キャンペーン、在庫、機能、測位方法、バッテリー、防水性能、対応地域は変更される場合があります。契約前に必ず各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。GPS端末は医療機器ではなく、対象者の安全や発見を保証するものではありません。生命や身体へ危険がある場合は、警察、消防、医療機関などへ速やかに連絡してください。


